先日、友人と話していて、男性が女性とコミュニケーションを取る上で、よくやってしまいがちなミスについて話題になりました。
結構、勘違いしている人も多いので、ここでシェアします。
女性は言われたことを鵜呑みにしない
コミュニケーションを取る上で、男は何を勘違いしているかというと、女性になにかを伝えるとき、「言葉」だけで伝えようとすることです。
男性は基本的に、言われた言葉をそのまま受け取りますが、女性は言葉のウラを読もうとします。
たとえ、言葉で「Yes」と言われても、相手の態度や状況などを見て、本当は「No」なんなんじゃないかと、想像したりします。
そして、女性は自分で『想像』したこと、第6感で感じたことは、絶対に合っていると信じています。
ここで下手に「言葉」で否定しても、その態度から余計あやしいと感じて、自分の想像により自信を持ちます。
浮気を疑われて、「言葉」で否定しても、女性があなたの振る舞い、態度で「浮気しているはず」と想像してしまえば、なかなか信じてもらえません。
本当に浮気をしていない場合でもです。
女性には『想像』させる
ですので、別に浮気の件だけではないですが、「女性になにか伝えたい」「印象を与えたい」という場合は『言葉』でいうのではなく、普段からできるだけ『行動、振る舞い』で伝えるようにしておくことが大事です。
一旦、想像して確信してしまうと、それをひっくり返すのはなかなか大変なので、「口先だけ」の男ではなく、行動も伴う男を目指すべきなんです。
女性は勘がするどいので、言葉だけの男は、 簡単に見抜かれます。
正しくない自慢の仕方
この点で男がよくやりがちなのが、「自分はすごい人」と思ってもらうため、女性に自慢絡みの自己アピールをすること。
- 「おれ、早稲田出身で~」
- 「芸能人の○○と飲んだことがあって~」
- 「ニューヨークに10年住んでて~」
うざいです、マジで。
女性は言葉に出しませんが、内心思っています!
まー、ここまでストレートに自慢したり、自分をよく見せようとする男はあんまりいないでしょうが、間接的に言ってる人は結構います。
女「高校んときは、すごく楽しかったー。また戻ってみたい」
男「そう? 受験勉強とかで大変じゃなかった?」
女「勉強きらいだったから、受験のときも結構遊んでたんだよね( 笑)」
男「そうなんだー、オレ受験のときはめっちゃやったから、もう戻りたくないねー」
女「そんな、がんばったんだー。じゃあ、○○くんって、頭いいんじゃない?」
男「一応早稲田だけど、別にそうでもないよ。」
女「えー、めっちゃ頭いいじゃん! すごーい!」
男「でも、本当は東大に行きたかったから、滑り止めみたいなもんだよ」
一見、会話に沿って、自然に『早稲田出身』であることを言っていますが、これも基本NGです。
女性は男が自分をよく見せたいと思っているのをわかっていますから、表面上、『言葉』で自然に伝えても、自慢したくて言っているんだなと『想像』します。
ようするに会話そのものよりも、あなた自身を見て、判断しているんです。
いくら、自然に伝えたつもりでも、態度や振る舞いで「自分をよく見せたい」アピールが感じられれば、女性は自慢と受け取ります。
ちなみに上記の会話、女性はどう思っているか、心の中の言葉を紹介しときます。
女「高校んときは、すごく楽しかったー。また戻ってみたい」
男「そう? 受験勉強とかで大変じゃなかった?」(え、高校のときの話したいんだけど…)
女「勉強きらいだったから、受験のときも結構遊んでたんだよね( 笑)」
男「そうなんだー、オレ受験のときはめっちゃやったから、もう戻りたくないねー」(「受験」の話がしたいの?)
女「そんな、がんばったんだー。じゃあ、○○くんって、頭いいんじゃない?」
男「一応早稲田だけど、別にそうでもないよ。」(出た! だから、受験、受験って言い出したのか)
女「えー、めっちゃ頭いいじゃん! すごーい!」
男「でも、本当は東大に行きたかったから、滑り止めみたいなもんだよ」(はい、はい、自慢ね)
※赤字が女の子が内心思っていることです。
こんな感じですよ。
そもそも、この女性は高校時代の話をしたくて、話をしだしたのに、その話は強引に自分の話に切り替えている時点でアウトです。
せっかく、女性が話したがっているんだから、どんどん話を引き出す方向にもっていかなければいけないところです。
それもせずに、挙げ句の果てには自慢ですから、完全NGです。
もし、学歴を自慢したいのなら、会話の中で物知りな部分を少しずつ小出しにしていき、自然と「この人は頭のいい人かも?」と、女の子に『想像』させることです。
その時点で女の子の方から、
「○○くんって、頭よくない? 」
「大学どこなの?」
と聞かれて、はじめて「早稲田」と答えるくらいにしときましょう。
(間違っても、自分から学歴、受験の話題に会話を誘導して、学歴自慢なんてしないように。)